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鈴谷(すずや)は、日本海軍の通報艦。艦名は樺太(現在のサハリン)の大泊(現コルサコフ)に河口のある鈴谷川からとられる。 == 概要 == 元はロシア帝国の二等防護巡洋艦「ノヴィーク()」〔片仮名表記は稲子恒夫編著『ロシアの20世紀』東洋書店、2007年に基づく。〕。速力25ノットは当時の巡洋艦より数ノット優勢であり、高速の偵察巡洋艦として世界的に有名だった〔『日本の軍艦 第5巻』p250。〕。 日露戦争の黄海海戦に参加し、単独で逃走したが樺太の大泊付近で「千歳」「対馬」に発見、攻撃され損傷、擱座した(コルサコフ海戦)。その後日本軍が引き上げて横須賀海軍工廠で整備、1906年(明治39年)8月20日通報艦「鈴谷」として艦籍入りした。ただし被害が大きかったために完全復旧は諦め、3軸だったものを1軸推進とし、ボイラーの数も減少、そのため速力は19ノットに低下していた。 就役後の大部分は旅順警備艦として使用されたが、在籍8年目(就役は5年弱)という短期間で除籍された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鈴谷 (通報艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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